TOEICで800点を取ったのに、仕事の英語の会議では相手が何を言っているのか全くわかりません。
これはまずい、リスニング力を伸ばさないと・・・と思い、シャドーイングを独学でやってみましたが、自分のやり方や発音が合っているのか分からない、これでいいのだろうかと思っていました。
そこで、シャドーイング音声を英語のプロが添削してくれる「シャドテン」を始めました。
今回は、約300日の期間利用し、音声を合計100回以上提出しました。毎日できたわけではないですが、6ヶ月以上利用した結果、以前より英語の音を聞き取れる場面が少しずつ増えたかなと感じています。
シャドテンを続けて感じた変化
- 以前より聞き取れる英語の音が増えた
- 音のつながりや消える音を意識できるようになった
- 簡単な内容なら英語のまま理解できる場面が増えた
- 毎日の添削があるため、ゲーム感覚で取り組めた
- 短時間でも英語に触れる習慣を作りやすかった
この記事では、実際の提出回数ややり方、6ヶ月以上使ってみて感じた効果、良かった点、利用前に知っておきたい点を整理しました。
シャドテンとは
シャドテンは、シャドーイングに特化した英語学習サービスです。
シャドーイングとは、英語の音声を聞きながら、少し遅れて同じように発話するトレーニングです。シャドテンでは、練習した音声を1日1回提出でき、英語のプロから改善点についてフィードバックを受けられます。
シャドテンの主な特徴
- シャドーイングに特化している
- 英語のプロによる添削を1日1回受けられる
- スマートフォンで学習から提出まで完結する
- 自分のレベルに合った教材を選べる
- ビジネス英語を含む1,000以上の教材が用意されている
- 分からないことをLINEで相談できる
音声を提出すると自分では気づけてない発音や音の再現のズレを指摘してもらえます。
シャドテンを始めた理由
シャドテンを始めた一番の理由は、相手が何を言っているのかわからない・・・まずは相手が何を言っているのか理解できないと何も始まらないと思ったからです。
所々聞き取れる単語があっても、細かい内容までは理解できず、雰囲気で意味を想像することがよくありました。
YouTubeなどでリスニングの勉強方法を調べると、皆口をそろえて「シャドーイング」と言っていたので、最初はYouTubeで適当なコンテンツを探し、見よう見まねでシャドーイングに取り組みました。
ただ、数週間続けても、このやり方で正しいのか、効果が出ているのか全くわかりませんでした。
そんなこともあり、添削を受けられるシャドテンをやってみることにしました。
実際にどのくらい取り組んだか
今回レビューする記録では、利用開始から296日が経過し、音声の提出回数は合計106回でした。
| 利用開始からの経過日数 | 296日 |
| 音声の提出回数 | 106回 |
| 利用初期の目標 | 週4回 |
| 1回の学習時間 | 約5~30分 |
最初は週4回の提出を目標にしていました。仕事が忙しい時は週1回程度しかできないこともありました。
それでも、提出するとフィードバックをくれて確認する流れがあったので、自分一人でやっているよりも習慣化しやすかったです。
シャドテンで実際に行った学習
基本的には、↓の流れでやります。
1回の学習の流れ
- 30秒程度の英語音声を聞く
- スクリプトと意味を確認する
- 音声を追いかけてシャドーイングする
- 自分の音声を録音して提出する(満足するまで繰り返し録音し直す)
- 添削内容を確認し、指摘された部分を練習する
同じ教材を複数回やって、フィードバックで指摘された部分を1個ずつ改善していきます。
初めて取り組む教材では、ある程度できるようになるまで30分くらいかかる日もありました。2回目以降は内容も音源にも慣れるため、5~15分程度で提出できたりします。
6ヶ月以上続けて感じた効果
英語を聞き取れる場面が少しずつ増えた
継続する中で、以前より英語の音を聞き取れる量が増えたと感じています。
シャドテンをやる前は、単語が繋がって発音されているとまったく聞き取れませんでしたが、ネイティブの発音を真似してみることで、英語特有の音のつながりや消える音を意識できるようになり、発音できる→聞き取れる、というようになってきました。
英語のまま意味を捉えられる場面が増えた
前は英語を聞くたびに、常に日本語へ訳して理解しようとしてました。
もちろんそんなことをしていると実際の会話では全くついていけません。
シャドーイングを続けたことで、簡単な内容であれば、日本語へ置き換えずに英語のまま意味を理解できる場面も増えたと思います。
毎日の添削があるためゲーム感覚で取り組めた
シャドテンを利用して良かった点の一つが、提出した音声を毎日添削してもらえることです。
独学では、自分のやり方が正しいのか、発音が改善しているのかが分からず、効果を実感しにくい状態でした。
シャドテンでは、音声を提出すると改善すべきポイントを具体的に教えてもらえます。(カタカナで発音を教えてくれるのでわかりやすい)
指摘された部分を意識して練習し、前回よりうまく発音できるようにしていくのは、ゲーム感覚がありました。
毎日できたわけではないですが、「提出してフィードバックを確認する」というサイクルが、英語の勉強を続けるモチベーションにもなりました。
英語学習を習慣化しやすかった
スマホ1個で学習から提出まで完結するため、ちょっとした時間を活用でき、取り組みやすかったです。
2回目以降の教材は5~15分程度で提出できることも多く、短い時間でも英語に触れるきっかけになりました。
6ヶ月以上利用した率直な評価
ネイティブの会話を難なく理解できる状態にはなってないですが、以前より明らかに聞き取れる音が増えて、リスニング力には少しずつ変化を感じました。特に、毎日の添削とフィードバックが、正しい方法で練習することができて、モチベーションアップにもつながっています。
シャドテンを利用して良かった点
独学では分からない改善点を教えてもらえる
自分では正しく発音しているつもりでも、実際には再現できていない音がたくさんありました。
添削を受けることで、どの音を再現できていないのか、どこを意識して練習すればよいのかが明確になります。できていないことに気づけることは、独学にはないメリットだと思います。
教材選びに迷いにくい
独学では、まずはYouTubeなどから教材を探さないといけませんでした。
シャドテンにはレベル別の教材が用意されているので、教材選びにかかる手間を減らせます。ビジネスに関連した内容も多く、仕事で英語を使う社会人にも取り組みやすいと感じました。
スマホだけで学習できる
音声の再生、スクリプトの確認、録音、提出、フィードバックの確認まで、基本的にスマートフォンで完結します。
机に教材を広げる必要がなく、場所を選ばず取り組める点も継続しやすさにつながりました。
利用前に知っておきたい点
スピーキング練習は別に必要
シャドテンは、リスニング力を重点的に鍛えるサービスです。
シャドーイングの中で英語を発音しますが、自分の考えを英語で組み立てて話す練習とは異なります。そのため、英会話力まで伸ばしたい場合は、オンライン英会話などのアウトプット学習を組み合わせる必要があると感じました。
これはシャドテンに効果がないという意味ではなく、リスニングとスピーキングでは必要なトレーニングが異なるということだと思います。
継続して取り組む必要がある
数回提出しただけで大きく聞き取れるようになるわけではなく、効果を感じるためには継続が必要です。
自分も忙しい時期には提出頻度が下がりました。ただ、短時間でも取り組めることや、毎回フィードバックを受けられることが、再開するきっかけになりました。
シャドテンが向いていると思う人
- TOEICの点数はあるのに、実際の英語を聞き取れない人
- 独学のシャドーイングが正しいか分からない人
- 自分では気づけない発音や音の弱点を教えてほしい人
- スマートフォンで短時間から学習したい人
- 毎日の添削をモチベーションにしたい人
- ビジネスで英語を聞く機会がある人
自分みたいに「TOEICでは点数を取れたのに、会議の英語を聞き取れない」という人は、やってみる価値があると思います。
シャドテンが向いていないと思う人
- 英会話のアウトプットだけを重点的に練習したい人
- 添削を必要とせず、できるだけ費用を抑えたい人
- 継続的なシャドーイングの時間を確保できない人
- 短期間で劇的な変化を期待している人
その後、TORAIZでスピーキング学習も始めた
シャドテンを続けてリスニングには変化を感じた一方、英語を話すためにはアウトプットの練習も必要だと考えました。
2026年5月からTORAIZの「スピーキング本科」を受講し始めました。
3ヶ月で約186時間学習し、VERSANTのGSE総合点は受講前の27から43まで上がりました。シャドテンで取り組んだリスニング学習に加え、瞬間英作文や週3回の英会話レッスンなど、スピーキングの練習も行っています。
実際に3ヶ月受講した結果は、TORAIZを3ヶ月受講した効果をレビュー|GSE27→43・約186時間学習した結果にまとめています。
シャドテンは7日間無料で体験できる
シャドテンには7日間の無料体験があります。
自分に合う教材があるか、音声の提出や添削が学習を続けるきっかけになりそうかを、実際に試してから判断できます。
※料金や無料体験の条件は変更される可能性があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。
まとめ:リスニングを伸ばしたい人には試す価値がある
シャドテンを6ヶ月以上利用し、音声を106回提出した結果、以前より英語を聞き取れる場面が少しずつ増えたと感じています。
特に良かったのは、英語のプロから毎日添削を受けられることです。改善点を一つずつクリアしていくようなゲーム感覚があり、独学よりも学習を続けやすくなりました。
一方、シャドテンはリスニング力を重点的に伸ばすサービスなので、英語を話す力まで伸ばしたい場合は、英会話などのアウトプット学習も組み合わせる必要があります。
6ヶ月以上利用した結論
短期間で劇的に変わったわけではありませんが、英語の音への理解が深まり、以前より聞き取れる量は増えました。独学のシャドーイングに不安がある人や、毎日の添削を活用してリスニング学習を習慣化したい人に向いているサービスだと思います。
まずは7日間の無料体験で、実際の教材や添削が自分に合うか確認してみるのがおすすめです。
※本記事の内容は筆者個人の体験に基づくものです。感じ方や学習効果には個人差があります。
TOEICで800点をとっているのに、英語がほとんど聞き取れず、話せない。
そんな状態をなんとかしたくて、シャドーイングアプリの「シャドテン」を始めました。
6ヶ月以上続けてみて実際どうだったのか書いていこうと思います。
■ シャドテンとは
シャドーイングは、英語の音声を聞きながら少し遅れて同じように発話するトレーニングです。
シャドテンは、シャドーイングに完全特化した英語学習アプリで、プロが添削してくれます。
■ シャドテンを始めた理由
英語が話せない原因として、そもそも相手の言っていることがほとんど理解できないという「リスニング」でした。
実際、会議でも
- 所々単語は聞き取れるため、なんとなくはわかる
- でも、細かいところが聞き取れず、雰囲気しかわからない
という状態でした。
YouTubeなどでリスニングの強化方法を調べると皆口を揃えて「シャドーイング」をおすすめしていました。
最初はYouTubeなどで適当なコンテンツを探し、見様見真似でシャドーイングを試してみました。
ただ、数週間試してみたものの、効果が出ているのかわからない、そもそもシャドーイングというものを正しくできているのかわからない、という状態でした。
そこで、プロの添削が受けられるシャドテンを使い始めました。
■ 実際にどのくらいやったか
シャドテンは、現時点で296日続けていました。(=約300日=約10ヶ月)
1日1回自分の音声を提出して添削を受けることができるため、毎日提出するのが理想ですが、毎日はできていません。
提出回数としては合計106回で、最初の数ヶ月(6月〜10月頃)は週4回を目標にやっていましたが、その後は忙しさもあって週1回程度しかできていない時期もありました。
(最近はダレていましたが、週4回提出の目標を再開し始めました。)
正直、ずっと継続できていたわけではなく、途中でペースが落ちた時期もあります。
それでもトータルで見ると、それなりの回数はやってきたと思います。
教材はビジネス寄りの内容が多く、スピードもそれなりに速く、最初はかなりきつかったです。
■ 実際にやったこと
基本的には毎回、
- 30秒程度の音声を聞く
- 追いかけて発話(シャドーイング)して、納得いくまで繰り返し、提出する
- フィードバックを確認する
という流れです。
同じ教材(音声)を4日間繰り返してブラッシュアップしていくような形になります。
初めての音声だとシャドーイングできるようになるまで30分程度かかる日もありますが、2回目以降だと1回あたり5分〜15分くらいで提出していました。
1回の時間はそこまで長くないですが、「継続する」という意味ではなかなか大変でした。
■ 6ヶ月以上やって感じた変化
「話せるようになったか?」というと話せるようにはなっていません。
ただ、いくつか変化はありました。
① ネイティブの英語の発音に慣れた気がする
以前よりも、英語を聞いたときに「完全に分からない」という感覚は減り、聞き取れる量は増えました。
なんとなくでも意味を追えることが増えた気がします。
② ちょっとだけ英語脳になった気がする
最初は英語を聞いたら日本語に直して理解していましたが、英語を聞いてそのまま英語で理解する英語脳(?)が少しできてきた気がします。
③ 英語学習の習慣ができた
ダレる時期もありましたが、シャドテンを始める前と比べて、英語に触れる頻度は格段にアップしました。
提出してフィードバックをもらうということで、ゲーム感覚(?)でできるところもあり、シャドテンのおかげで1日数分でも英語に触れる状態は作りやすいです。
英語は毎日数分でも触れることが大事といろんなところで聞くので、これが一番大きいかもしれません。
■ 正直に感じたデメリット
良いところだけでなく、気になった点もあります。
・これだけで話せるようにはならない
・アウトプット(会話)は別で必要
・毎日続けるのはキツい
■ 結論
シャドテンは「リスニング力」を上げるにはめちゃくちゃ良いと思います。
ただ、「話せるようになるか?」という観点で見ると、これ単体では足りないと感じました。
自分の場合は、シャドテンに加えて
- 英語で話す機会
- アウトプットの練習
も必要だと感じています。
■ これから
シャドテンは引き続き継続しつつ、
4月から始める英語コーチング(TORAIZ)で、アウトプットを増やしていく予定です。
→ 英語が話せない社会人がTORAIZを始めることにした理由
■ まとめ
・リスニングと英語脳は多少よくなった
・習慣化には良い
・ただしこれだけでは話せるようにはならない
同じように「TOEICの点数はあるけど話せない」という人の参考になれば嬉しいです。
今の自分の英語の状態についてはこちら
